見たいところから見てくださいね
業務スーパーのピータンは台湾直輸入品!
業務スーパーでは世界各国の味を楽しむことができます。日本でもポピュラーなものから名前は知っているけれど食べた事がないものまで幅広い商品が売られていますよね。
今回紹介するのは恐らく後者であろうピータンです。意外と食べた事がない方も多いのではないでしょうか?
私も中華料理屋さんなどで食べた事はありますが、購入するのは初めてです。ピータン自体は結構好きなので、楽しみ!
ピータンって何?
皆さん、そもそもピータンとは何かご存知でしょうか?
ピータンは「皮蛋」と書き、一般的にアヒルの卵を使用して作られています。(鶏卵やウズラ卵で作られる場合もあります)
石灰や木炭を混ぜた粘度を卵の殻にぬり、籾殻(もみがら)をまぶして土の中のような冷暗所に2-3ヶ月程貯蔵して作りますが、消石灰、炭酸ナトリウム、塩、黄丹粉などを使って作ることもできます。
アルカリ性の環境に置くことで、徐々にたんぱく質が変性して、白身はコーヒーゼリーのような黒色のゼリー状、黄身部分は翡翠色となります。
その見た目から敬遠されることもありますが、実は濃厚で美味しいんですよ。今まで食べた事がないという方は今回の記事を参考にして、ぜひチャレンジしてみてください!
業務スーパーのピータン基本情報
ピータンをじっくりと味わう前に、まずは基本的な情報をチェックしていきたいと思います。基本情報はパッケージ裏面に記載されています。
順番に見ていきましょう。
内容量と値段
業務スーパーのピータンは、4個入り、298円(税抜)です。1個あたり74.5円ですね。
正直、この価格が高いのか安いのか判断できませんが、気軽に購入しやすい価格なのではないでしょうか。
食べた事がないし一度購入してみようかな?と思える価格のはず!
原材料・原産国
業務スーパーで売られている、台湾産ピータンの原材料は以下の通りです。
- アヒルの卵
- 食塩
当然と言えば当然ですが、シンプル!な材料ですね。
原産国はすでにお伝えした通り、台湾です。
カロリー・栄養成分
業務スーパーのピータン、1個あたりのカロリーや栄養成分は以下の通りです。
エネルギー | 105カロリー |
---|---|
たんぱく質 | 8.3g |
脂質 | 7.2g |
炭水化物 | 1.6g |
食塩相当量 | 0.8g |
ちなみに鶏卵は、1個76カロリー。たんぱく質は6.2g、脂質5.2g、炭水化物0.2gです。全体的にピータンの方が高いですね。
しっかりたんぱく質を取りたい方には、ピータンおすすめですよ!
賞味期限・保存方法
今回購入したピータンの賞味期限は、2021年5月まででした。購入したのが2020年7月ですので、10ヶ月ほどの期限がありますね。
保存食にもなるだけに、卵でありながらかなり長い期限です。
保存は常温でOKですが、暑い時季は冷蔵庫に入れる方が良いそうです。
私がよく行く業務スーパーは2軒あるのですが、1軒は冷蔵コーナーで売られていて、もう1軒では常温の卵コーナーに置かれていました。
保存する場合は袋から取り出さずに、そのまま保存しましょう!
台湾製ピータンの美味しい食べ方
ここからはピータンを開封し、じっくりと紹介していきたいと思います。パッケージには召し上がり方として以下の様に記載されています。
殻を剥いてお好みの大きさにカットして召し上がり下さい。
☆むきたては匂いが強く口内を刺激することがあります。
☆カット後20~30分置いていただくとにおいが弱まり食べやすくなります。
☆辛子醤油や酢醤油など、お好みの調味料をつけて召し上がり下さい。
業務スーパーの台湾製ピータンを開封!
それでは、ピータンを開封してみましょう。箱から出すと、透明のパッケージに包まれた4個のピータンが現れます。
1個1個袋に包まれています。
鶏卵Mサイズと比べるとこんな感じ。少しピータンの方が大きいですね。
手の上に乗せてみるとこんな感じです。
ピータンを袋から取り出してみました。
鶏卵よりもうずらの卵などの色と似ています。2つ出してみましたが何となく石のようにも見えますね。
ピータンの殻を剥いてみた!色や匂いは?
それでは殻を剥いてみましょう!鶏卵よりもしっかりとした殻を剥くと・・・
真っ黒です!かなり黒いですね。
よく言われる硫黄のような刺激臭などはほとんど感じられません。海藻のような香りが若干する程度です。
チョコエッグのようですが、ピータンです♪弾力のあるぷるぷるした触感。ゼリーのようです。
もう1つのピータンも殻を剥いてみましょう。
後から向いたピータン(左)は茶色がかった透明感ある感じです。同じピータンでも色合いなどは様々なんですね。
また、左のほうのピータンには雪の結晶のようなものがあるのがお分かりいただけると思います。
これは、松花蛋 (しょうかたん)というもので、ピータンの熟成段階でできる模様だそうです。この模様があるものは、高級品とされるとのこと。
75円程度なのに高級品なんて嬉しいですね~。(黒い方もお尻部分には松花蛋がありました!)
半分に割ってみるとこのような感じ。
うん、何とも言えない色ですよね。
カットしてみても刺激臭はあまり感じません。
業務スーパーのピータンの味見!
それではピータンを味見してみましょう。
ピータンをくし切りにして、お皿に並べればあっという間に前菜風のピータンに。
琥珀色の白身部分が美しい・・・。
白身部分だけを見れば、コーヒーゼリーにしか見えません。
辛子醤油や酢醤油で食べても良いですし、そのまま食べてもOK。ぷるんとした触感と濃厚な黄身部分がトロリとしていて美味しい~♪
1個75円なのに、お店で食べるピータンと同じように美味しいです。お酒が好きな方はきっと好きだと思いますよ!
我が家は息子もピータンを食べますが、夫だけは見た目から敬遠して食べません。美味しいのに・・・。
業務スーパーのピータン・おすすめの食べ方
そのまま食べても美味しいピータンですが、トッピングとして利用するのもおすすめ。今回はポピュラーな食べ方である、豆腐とおかゆにトッピングしてみました。
まずは、お豆腐にトッピング♪細かく刻んだピータンを豆腐の上に乗せます。
お好みのたれをかけてお召し上がりください。
今回は、ごま油、ねぎ、醤油、酢、はちみつ少々を混ぜ合わせたたれをかけました。普段、豆腐によくかけるたれなのですが、このたれがまたピータンに合うんです。
ラー油を足すのもおすすめです!
このピータン豆腐がまた美味しい。ピータン豆腐のためにピータンをリピすると思います!
そのままよりも食べやすくなりますので、ピータンが少し苦手という方は豆腐と合わせてみてください。
そして、これまた定番のおかゆ(中華がゆ)トッピング。レトルトの白がゆに鶏ガラスープを加える簡単中華がゆでも十分美味しいです。
台湾では「皮蛋痩肉粥」という名で定番のおかゆだそうです。
本場の皮蛋痩肉粥には、豚肉が入っているそうなので、お好みで豚肉を加えてみてください。
白いおかゆに琥珀色のピータンが映えますね!
ピータンが入ることで、食べ応えもアップ!今回は上にトッピングしましたが、本場では、おかゆと一緒に煮こむようです。
ザーサイやごま油などを加えても美味しそうですね。
業務スーパーのピータンは一度チャレンジする価値あり!
業務スーパーのピータンは、台湾製のアヒルの卵をしっかりと熟成させたものです。濃厚な黄身の味わいとぷるんとした白身の食感が特徴的。見た目はちょっとグロテスクですが、濃厚な味わいはおつまみやオードブルに最適です。まだピータンを食べた事がないという方も、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!