菊川の米糀 1キロ648円でいろんな麹料理にチャレンジ!
お酒や味噌づくりに使われる麹(糀)。麹には沢山の酵素が含まれています。
米麹とはなに?
米麹とは蒸したお米に麹菌(麹カビ)を付着させたもの。この麹菌は日本酒や味噌、醤油、漬物などの発酵食品を作るのに使われます。
業務スーパーの米麹は「菊川の米糀」で、岐阜県にある創業明治4年の伝統ある酒蔵の菊川株式会社が製造している製品です。清酒を醸造している菊川の糀ですから、間違いありませんよね。
ちなみに、商品名には「糀」という漢字が使われていますが、米麹の場合は特にこの糀という漢字が使われます。
業務スーパーで販売されている「菊川の米糀」は1キロも入って648円。
安くたっぷり入っているので、一度にいろいろ作ったりまとめて買って味噌など沢山作る人にぴったり。
後ろには炊飯器で作る甘酒の作り方と味噌の作り方がのっています。
100gあたり341キロカロリー
原料が炭水化物のおこめだからか、思ったよりカロリー高めですね。
中はパラパラなので、開けたらすぐ使いやすい状態です。
業務スーパーの米麹でまず最初に作ったのは「醤油麹」
醤油麹とは醤油を米麹によって発酵させたもの。麹によって旨味が増し、魅力的な調味料になります。
醤油麹の材料
- 米麴(乾燥) 100g
- 醤油 150g
醤油麹の作り方
煮沸消毒した瓶に米麴と醤油を入れ軽く混ぜ、5日~10日間は毎日一度は混ぜ合わせます。
とろっとしたら完成です。(気温によって発酵する時間は変動します)
普段使っている醤油のかわりに煮物や炒め物、なんにでも使える万能調味料です!
初めてだから計量して作ったけど、米麴がひたひたにつかるまで醤油が入れば計らなくてもOK!
使い方では、鶏肉や豚肉の醤油麹漬けや照り焼き、唐揚げなどが人気です
次に、業務スーパーの米麹で作ったのは「塩麹」
塩麹とは塩と水と麹を混ぜて発酵させた万能調味料です。醤油麹よりもこちらの塩麹のほうがポピュラーですね。お肉を塩麹に一晩つけておくだけで旨味が増し、柔らかくなるので重宝します。
業務スーパーの米麹で作る「塩麹」の材料
- 米麴(乾燥) 100g
- 塩 50g
- 水 250ml
業務スーパーの米麹で作る「塩麹」の作り方
醤油麹と同様に一日一回混ぜて、とろっとなれば完成。
出来上がったら冷蔵庫で約1か月保存可能です。
塩麹の使い方では、鶏胸肉の塩麹からあげ、豚肉や鮭や魚、白菜などを使った塩麹鍋が人気ですよ~
次は米麹を使った「手作り甘酒」に挑戦!
麹の袋には炊飯器を使う方法が書かれているけど、我が家に高温を維持できるヨーグルトメーカーがあるので、ヨーグルトメーカーを使って簡単に作ることにしました。
ヨーグルトメーカーで作る簡単「手作り甘酒」の作り方
米麴300gにぬるま湯500㏄を入れ、60℃で9時間保温すると完成。(途中で一度混ぜましょう)
業務スーパーの米麹とぬるま湯だけで甘い甘酒ができました。
業務スーパーの米麹は1kgもあるから、たくさん甘酒が作れますね!
ちなみに、うちの優秀なヨーグルトメーカーはこちら
更に手作りの甘酒をつかって
優しい甘さの「甘酒プリン」を作ってみました
甘酒で作ったプリン、食べたことありますか?
甘酒プリンの材料
- 豆乳 200㏄
- 甘酒 200㏄
- 粉ゼラチン 5g
- トッピング (きな粉と黒蜜) 適量
甘酒プリンの作り方
- 豆乳と甘酒を鍋に入れ沸騰直前まで温める
- 1に粉ゼラチンを入れてよく混ぜる
- プリン液を容器に移し、荒熱がとれたら冷蔵庫で数時間冷やして固める
- きな粉や黒蜜を好みで適量かけて食べましょう
黒蜜の作り方
黒糖80g、砂糖80g、水200ccを鍋に入れて中火で煮る
砂糖が溶けたら弱火で更に5分ほど煮て完成
甘酒の自然な甘さと豆乳のコクで、砂糖を使っていないのにそのままでも十分美味しいプリンが完成しました。
豆乳の代わりに牛乳を使ったり、ゼラチンがなければ卵を2個入れて蒸し焼きにするのも可。甘酒の粒が苦手な人はブレンダーやザルでこして滑らかにしてみましょう。
お客さんが来るときなど、大変喜ばれますよ!
業務スーパーの米麹を使って、発酵食品が充実した麹ライフを
業務スーパーの米麹は、様々な発酵食品を作ることができる万能調味料で、老舗酒蔵の菊川株式会社の長年の製造技術によって作られた高品質な麹です。
1キロ648円という安さも魅力的ですね。
麹は、お酒や味噌、醤油、漬物などの発酵食品の原料となるもので、ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれています。
業務スーパーの米麹は、醤油麹、塩麹、甘酒、納豆、漬物など様々な発酵食品を作ることができます。そのほか、甘いデザートのプリンまで作れちゃいます!発酵に時間はかかるけど、美味しい麹を是非活用してみて。